新年の抱負。
20年、店を始めて経つと云うものの、
自分でも驚くほど一瞬だった気もして、
恥ずかしいのですが蓄えたものはほとんど無く
空っぽな感じすらあります。
その空っぽな状態で、
新年の抱負をたててみます。笑
まず短い時間で言えば、
お互い個人個人が、
あぁ楽しかったナと
楽に思えるような心地よい関係を、
地道に築いていけたら良いと思います。
またその様な場を整えられるようにしたい。
簡単な様だけど、言葉であったり、
姿勢、態度だったりを整えられるかは
自分自身なのですよね。
そして長い時間で言うと…先々の世を推測すると、
やっぱり心が大切で、(心の状態で)
如何様にもなる気がしています。
世界最速で高齢化が進む日本は、
生活(貧富)や、環境の差、
捉え方の違いなど、生き方の振り子が
ここ十年足らずの間で、どれだけ広がるのか
思考が止まりがちで、想像が難しい。
あまり想像したくも無いけれど。
恐らくは周りと自分を比べて、
余計に卑下しやすくなったり、
逆に差別して、蔑んでしまう心の状態に
陥りやすくなるでしょう。
自分の人生も、天気の様に
コロコロと変わっていくのかもしれないし。
変わらないものは変わらないし、
変わるものは変わる。
変えたくても変えられなくもある
でも本当にはどう変えたいかを、
想像するのを辞めてしまわないように。
けれど今はその事は、隣りに置いておき…。
感情をなるべく入れ込まないで、
目から心へ、
ただ、そのまま映しこむ事をしたい。
(これがほんと難しい)
淡々と、見た事を
受け容れられるようになりたいです。
予測不可能な波が来た時、
最大の印籠となるのは、
「心の中で、その時私は、何をどう見たのか!」。
目の前の出来事を、
〝諦観(ポジティブな諦観)〟で
みつめることは、
結局「誰かの力になれること」と、
「誰かの力を頼れること」とに、
優劣関係は無いという、ある面で、
根源的な幸せを知る道筋となる
気がします。
昭和の「一億総中流」とはうって変わり、
物の所有や、消費優先でなく、
それが儚いものだったと知ったいま、
心の真価が発揮されて行くのだと思いました。
今日は、仕事にあまり関係ない大げさな話を
長々とお付き合い頂きまして
ありがとうございました!