Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

言葉は言霊・・・

11月がはじまりました。まだ暖かい日が続いていますが、日の短さに仰天しつつ
「♪ 夜の帳がおちて~」と、鼻歌交じりに帰宅している昨今です(^^;)
風邪などをひいたかたも周りにちらほら・・。皆さまご自愛くださいネ

毎日、お客さまや作家さんと触れ合い、鍛えられながら癒されながら・・
濃度の濃~い果汁ジュースのような一日の、その終わりにしんみりと浸りながら思うこと。
元来、馴れ合いから、気が緩みがちでナマケモノの芽が飛び出す性分、
「最近、ワタシ、妙に慣れすぎてないかー?!」「緊張感キープしてるかー?!」
…と自問しつつ振り返ってみること少々・・。


最近いただいた暖かいメッセージを、自問して振り返ったら、思い出しましたので(笑)
今日はそれをご紹介します。

これは出展作家さんへ出してる「かわら版・アプラウド通信」にも
書かせていただいた一筆。(1~2ヶ月に一度、出してるお便りです)

とーってもウレシかった言葉(お客様からの)なので、何度でも思い出したくなるのですが…。

ある作品をご購入してご友人にプレゼントしたお客様が、事後報告に見えたときのことです。
受け取ったご友人が、とてもとても感激して涙が止まらなくなったというのです。
プレゼントをもらったという感動+…α、でその+α・・は
「作品の美しさ…」ということでした。

つまり、ご友人はその作品の美しさに感極まってしまったということ。
お客さまの言葉、「美しいものというのは、人間を感動させるのですね-!」
という言葉に、あぁなるほどー!と、
しみじみ私も極上の喜びに浸りました。

そして、わたし自身の立場にも…。
感動を伝えてくださるお客さまのまなざしを確かに感じながら、同時に
その作品をつくって届けてくれた、作家の表情をも思い浮かべることが出来る。

そのWの悲劇…ならぬWの喜劇?じゃないですけども、そんな
作家・お客さま・アプラウド…という関係のトライアングルに
あぁ恵まれているなぁ。自分はいろんなことに恵まれている・・・と
気づかされるのでした。

何よりも(誰よりも?ですね)、いちばんはじめに、春一番のように
ひゅーんといちはやくお客さまの反応が
伝わってくる、そういう私自身の立場にも改めて感謝。
気が緩みがちで怠惰な自分に、渇!しなきゃ・・渇!


もうひとつのエピソードは、作家さんからのうれしいメッセージです。
わたしがドジで注意散漫人間、オマケに足グセがわるく、(酒癖もだった?)、
ある床置きしている作品を誤って蹴飛ばしてしまって(!)
壊してしまったことがあります。
ホントに大バカもので…す。(しかも一度ではなかったか…)
もしこれが、あばれはっちゃくの父ちゃんなら
「おまえのバカさかげんに、悔しくてナミダも…!!」と一蹴されるところです。(哀)

その壊した瞬間、凍り付いて顔面に青い線がザーっと流れ落ちてしまい、
「ばかばかばかばかばか、ばかー!ばかー!!」と嘆いても嘆いても
覆水盆に帰らず、むなしく張り詰めた乾いた空気が流れるのみ。

ところが、作家さんにお詫びすると、…即座に「いいんですよー。
こういうことは必ずあることですし、いちいちそんなに気にしないで大丈夫です。
わたしも、これからも末永く…アプラウドが続く限り、半永久的に
一緒にやっていきたい。お世話になりたい。と思っていますから。
こちらこそ、これからもよろしくおねがいします」と…。・・(涙)
おもわずいまも思い出し泣きしてしまいそうな、永久保存版メッセージでした。

あとまだあるのですが、これは次回にまたご紹介させていただくことにします。

そして、アプラウドは半永久的に続けるのだわ。数年で閉じるようなことが
あってはいけないわと、
気を新たにするのでした。(ってそんな弱気だった…?)
まだまだ一層精進、これからもよろしくおねがいいたします。