Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

愛らしいもの

連休の後、さぁ頑張るぞ!と張り切った朝なのに、
なんだか今週も「…またまたこの雨ふらせ小僧めが~。」
と恨めしくなるような、週明けとなりました。
がっかりな空模様の日は、やっぱりお客さまも少なくて、
お尻にコケがはえてくるのも時間の問題ダ?

こんな日は、もうどっかりと腰をすえてまいりましょう。 コケと考えようじゃありませんか?

昨年も、ギリギリで泡をふいて?慌てふためいて?撃沈しちゃった(!?)、例の青色申告の準備を
今年こそボチボチ始めておこうかな、と珍しくも思うのであります。

で、早速パソコンを開いて(本当にヒマなんです…)
契約作家さんからの会費のようなものである“出展料”を
売上科目に足していくと…!? 大発見!
実はOPEN当初からずっとお付き合いいただいているお顔ぶれがずいぶん多い~!
という事実に出会いました。
本当に、有難くて、改めて身の引き締まる思いがします。
恨めしい空模様のお陰で、お尻にコケが生えたお陰で、もう一度原点にかえれるキッカケが生まれました(笑)


そして、作品をつくり「続けるんだ」っていうことの意味、
きっと何でもそうかもしれませんが、続けていくことの難しさ、大変さ…を想像してしまいます。

ご本人の体調不良や、ご家族の世話、PTA、子育てなど現実的な時間との兼ね合いや、
よりメンタルな部分…プレッシャーとか、興味そのものの変化とか…、
コトバ一言であらわす裏側に、きっと血を吐くような(ちょっと大袈裟かな)
努力と辛抱が秘めてるに違いなしと思うのです。

それをひっくるめて、「楽しい」って感じられたなら…。素敵だよなぁ。うん。



そうそう、そんな悩める作家さん方?に、悩めるのは私だったりしますが、すこし嬉しいメッセージを。

ある常連さんがレジでお会計をしながら、しみじみとおっしゃったひとことです。


「わたしはね…、こういう愛らしいものにあやかって生きているのよ。」。

…なんて美しい日本語なんだろうか!表現なんだろうか!と一瞬ゾクゾクきました。

素敵なもの、お気に入りのものと出会って、可愛い・嬉しい・欲しい・とは思っても
それによって生かされている・あやかっている・…とまでは、なかなか思えないよなぁ。

わたしより倍ほど人生やってるツワモノな方ですが、わたしもいつか
こういう風に感性を育んで自由に表現したいなぁと憧れをいただきつつ…、
ひとつの出来事や品々から感じ方って千差万別。
キッカケは君しだい!なんだなぁと、胸に手を当てて思うのでした。(訳わからず…?)

さぁ、雨がやんできたぞ~