Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

つらくない…? 断食??

世界最長寿としてギネスに認定された日本人男性の日課
「新聞を読むこと、日記をつけること、午後3時に牛乳を200ミリリットル飲むこと」。
シンプルな日々の習慣が福寿を支える要因のようですね。


将棋の世界では、断食をして様々な感覚を研ぎ澄まし勝負に挑む棋士がいることを耳にしました。
あるプロスポーツ選手は、毎年約1週間、野菜と水だけの生活をして
コンディションを整えているそうです。


長さ約1ミリほどの線虫(せんちゅう)に、繰り返し断食させた実験が新聞に載っていました。

2日ごとに2日間断食をさせると、寿命が倍も延びて活発に動くことを確認したとのこと。
断食して寿命が延びる線虫には、特定の遺伝子(Rheb)が働くことが分かり
同じ遺伝子をヒトも持っているということは、今後の更なる研究が待たれるかと思います。


つらい修行や飢え、生命危機など、「断食」には常に特別なイメージが湧きますが、
ヒトは長くの間「飢餓の歴史」とともに繁殖してきたともいいます。

人類の誕生~現代までを365日とした場合、
現代のような食生活に変化した時期は、なんと12月31日午後6時過ぎとのこと。
(つばき工房さんから↑教えていただきました)

私たちの遺伝子が持っている、「食べない」というデータ。

栄養の偏りを心配する余り狄べなきゃ病瓩離Εぅ襯垢蔓延する飽食の現代を
祖先たちは一体どう見るのでしょうか。。。

~☆~…☆…~☆~
  
 奈良県吉野山で往復48キロの山道を9年かけて千回往復し、
「断食、断水、不眠、不臥(ふが)」を9日間続けた
千日回峰行者(せんにちかいほうぎょうじゃ)の塩沼亮潤(しおぬまりょうじゅん)氏は
著書の中で語っています。

「どんなに最悪の状況で、これ以上ないというくらいの最低の状態でも、
行って帰ってくる間に必ずどこかで突破口を見つけて、
最高の状態まで引き上げることができるようになりました。
山で修行した人だけしか悟れないというものではない。
現実を受け入れ、愚痴らず精いっぱい生きると、そこに道が開けてくるものだと思います。」

友人は日曜のランチを毎回抜いて500円ずつためて、
貧しい国の人たちの気持ちを少しでも共感したい…と言っていました。
お昼代がある程度たまったら、それらの国へ募金しているとのこと。
「お昼を抜いても、夕飯をたくさん食べたりできるから、
貧しい国の人たちの空腹感とは種類が全然違う。」
と言ってましたが、大いなる意味ある一歩だと思うけどなぁ…(!)

私はと言えば… 
塩沼氏の著書の実直な言葉に目が覚める思いがして
一生に一度は本断食を行なってみようと
ダイエットへの淡い期待を込めつつそっと心に決めました(^^;)