出ました…!
雑誌ananの桜井翔クンに吸い寄せられて、
しばらくコンビニの売り場で釘付け…? じゃ、まだ時間が足りっこなくて(笑)
後でじっくり見ましょうと買ってしまいました
イメージのギャップへいざなわれ…ananから妄想timeもらっております(^.^)b
…☆…☆
売り場の隣では、無味乾燥な新聞の見出しにも捕まれてしまい…。
「JAL、更正手続き開始」「戦後最大の破綻」
「大型リストラ、グループ会社半減へ…」
あぁ…遂に来たかと記憶の先から感情が集まってきます。
アロマの香りと癒し色の見出し、とか、
そんな新聞があれば多少は気持ちも萎えないんだけれど…
…☆…
もう昔になりますが2年位JALグループでお世話になった時期がありました。
出産前のギリギリまで在籍していましたが、退職してからいつの間に…15年(もうそんな…?)、
当時の記憶が雪解け水のように流れ、ほとばしってきます。
勤務先の成田空港JALオペセンに踏み入った日の記憶は鮮明に、
高い吹き抜けロビーではオーケストラの演奏会が、
ガラス張りの大きな食堂は航空機がズラリと迫り、あまりの景観に腰が浮いてしまいそう…
前職が、おじさん濃度たっぷり「モクモク営業所」(煙草の)だったからかもしれませんが(笑)
女性の先輩たちは、誇りを持って仕事をしているようで眩しくうつり
「ここに入って、良かった」と感触を持てました。
(入社テストの日、熱を出して血眼で這いつくばった苦悩がよぎった…)
…☆…☆
思い出といえば…
女子寮のキッチンでパスタ&おでん宴会、あわやボヤ寸前…!で火を消し止め、
放心状態で味が分からなくなったり、
気分が悪くなって医務室で休むと、思わぬ寝心地のいいベッドに記憶が飛んでしまい、
ついつい時々「ひとり寝10分コース」してしまったり…(いけなすぎだ)
入社試験のお手伝いで羽田に前泊した夜のこと、
意気投合して飲んだくれてしまった翌朝、
激しい二日酔いでフラフラなりながら学生さんを案内する羽目になったり…(最悪です)
不思議と、仕事の記憶はおぼろ気で、
しょうもない記憶のほうが次々よみがえってくるのはなぜ…?
…☆…☆
あれほど、「すごいなぁ」と憧れた先輩も、とっくのとうに年だけは追い抜かしてしまった今。
フワフワどこかに舞っていた記憶の鳥が旅から帰り、まるで昨日のことのように、
こうして甘く懐かしくさせてくれるけれど、
きっともう長い間、見えない包帯を巻いたままで、鉄の塊は空を飛んでいたのかな…と思います
これからどうなっていくのだろう…。
私は思い出を温めて生きていける身だけど、
現役の皆さんの心情を察すると、不安ではち切れそうだと想像を絶します。
御巣鷹山から約25年、
安全を支えようとする「貴い意志」は嘘じゃない。
事実、支えてもらいました。
世間やマスコミの目に傷つき折れてしまいそうでも
事業の大きな縮小が思いがけない向きへ人生を運んでいくとしても
どうか誇りだけは失わないでいただきたいです。
非常に一方通行な見方で生意気ですが切にそう願います。
日本中の倒産やリストラで苦しんでいる方々に、どうかあらたな光りが見えてきますように…!