秋いっぱいの黄金色が光に眩しい、穏やかな日を迎えました。
昨日 大切なお客様のひとりであるMさんがいらっしゃいました。
手作りのハーフブランケットを注文いただいていて、取りに見えたのです。
このブランケットは、
Mさんの数十年来の友だちにプレゼントする品でした。
何に対しても誠実にこなしてきたけれど、心の病にかかられて、
「今まで出来ていたことが出来なくなり、何もしたくなくなってしまった」のだそう。
ふさぎこむその友をいたわるように、そっと話を聞かせてくれるMさん。
実際、Mさんご本人も、昨年大きな病がわかり、本格的な治療を続けているところだったのですが…。
でも 最近のMさんから、
何か光り輝くものを感じ、
強いものが宿ったように思われてならないです。
「人間はキッカケがあれば、変われる」と昨日、おっしゃいました。
心底から、自分は明日どうなるのかわからないと思うと、
いま楽しいことを、したいことを、したい。、
物事を否定的に考えている時間がとにかくもったいなくて、と打ち明けて下さいました。
ふと不安の闇に襲われることもあるそうですが、
Mさんの器自体が、自由になり、より大きさを増しているのではないか…と
そんな気がします
゚+。(*′∇`)。+゚
「明日もその友達を誘い出して、
心の病と、体の病と、ふたり同士で、
ジョギングしてくるからね」と教えてくれました。
肌寒い夜、
人恋しくなる夜、ブランケットもどうかお役に立ちますように…。
いま絶望の淵に足をつき、浮き上がるという
荘厳なキッカケの有様を
みせていただいています。