Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

今を生きるひとへ

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連休は竜巻や大雨など、
異常気象続きで大変でしたが
お変わりありませんか…?

被害に遭われた方は、本当に心よりお見舞い申し上げます。


ところで、連休の合間は
少し足を伸ばして銀ブラしてきました(^-^)。


ファンケルビル」の中の吹き抜けに、
画家、田村能里子さんの
素敵な壁画を発見しました。


南国の情緒を漂わすような、
この鮮やかな色彩に出会うと、しばらく私は「恋泥棒」状態になってしまいます。

たおやかな女たちが楽園のように
壁いっぱいに踊り
壁画の圧倒的なボリューム感にも
ドカンとやられます。


一昨年は、銀座の和光ビルで、
偶然にも、ご本人に遭遇してしまい、
(というより開催中だった作品展に、いらしていた)

まるで作品から飛び出してきたような、想像通りの
艶やかさに
全神経を注いでしまったことを思い出します(*^_^*)。

PHP出版社の小さな月刊誌にも
作品が掲載されているのをコンビニで時々見かけます。


「銀座をドームと見立てて、手作りの壁画を残しました。
壁画は外の世界と時空を自由に行き来のできる
柔らかなヴェールです。

そよ風が軽やかな旋律を奏で、清らかな水がせせらぎ(略)
今を生きているひとの空間には
優しさと暖かさが溢れている」

(田村能里子、ファンケルビル壁画の
言葉の一部より)


巡り廻る永遠的なものを
「今を生きるひと」という言葉が暗示させます。


インドをずっと旅していたということからの、
ならではの田村さんの
表現なのもしれません…(^-^)。

…☆…

「今日のオーダー品☆」

今日のオーダー品は、
白いレースのように繊細な紙細工「パーチメントクラフト」の
言葉入り額飾りです。
(20センチ四方くらい)

「自分を広くしなさい」
という依頼人様のひたむきな思いを、刻んでいます。

日本語の文字入れ(しかも白い色です)は、実は
初めての挑戦で、
作者のkyokoさんには準備期間も含めて
2ヶ月をお願いしました。

出来上がりは、想像以上の作品でした。
暗くなって写真で上手く伝えられないのが全く残念。歯がゆくなってしまいますが、
丸く丸く広がって生まれ変わるような
光りを透かす世界が
kyokoさんの祈りを醸し出しています。


気に入っていただけて、
本当に良かったです。