Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

言葉は紐や袋のようなもの

お店でお客様にアクセサリーや服を
試して頂きながら、
いい言葉が思い浮かばない、表現が拙いなぁと
情けなくなることが度々あります。

そこで雑誌を見て、「使えそう!」と思える候補を
ピックアップしたことがありました。

…✨

例えば…
グラデーション、ヌーディー、こっくり感、
効果的な肌見せ、 こなれた感、シックな深み……

コントラスト、女らしい透け感、しなやかな、フェミニンな、ふんわりした、エスニック風…

まだ、あります。(笑)

肩の凝らないフィット感、印象的な配色、大人可愛い(少し古め)
ボディラインを優しく包む、しなやかなフォルム(車のボディ?)、
丸みをもたせた、ニュアンス、シャイニー、スポーティ!
可愛さを詰め込んだ… リラックスカジュアル…
品格感じさせるレザー、伝統とモダンが融合、華やかオーラ、顔映えカラー、等等…

…✨

イメージ 1


こういう表現をメモにとり、時々つぶやき、
本番お客様との会話で活かそう?(活かせる⁈)と目論む自分が
そもそも骨折り損のクタビレ儲け。
自分のコトバでもなくなかなか上手くいくはずもなく…

(しかしコピーライターさんは、すごい…)

するとある本の中に今までのコンプレックスを
スッキリさせてくれるような「言葉」がありました。

その本によれば、
そもそも言葉とは、世のことがらを区分けする柵のようなもの、
物事をおおまかにくくりつける、紐のようなものだというのです。
結構雑な道具であると…。
複雑にさまざまな条件がからみあっている事柄を
むんずとつかんで、ひと括りにする道具ーーそれが言葉なのだと。

うーん言葉拙さが、言葉でハッとさせられた自分…。


境界のないこの世界を自分たちのルールによって
分類する柵、あるいは紐や袋のようなもの…それが「言葉」

少し考えを軽くして、
お客さんが試して下さった服やアクセサリー、
似合うと思えば「似合います!」そう思えないときは
素直に伝える、そして一緒に考える

たまには言葉から離れ
満足することなく、それが出来たらなぁと思います(^^)