春を探して、小さな ‘他火’(旅)に出ています
「もともと、人間生活の中で一番大切なことは、
淋しい思いで死ぬことのないようにすることであった。
またそれが生きている人びとの最後の願いでもあったのである。
このような民衆の願望をかなえるために、
政治の役割は、その可能性を模索し政策として実行されることであり…
学問の課題は、希望の持てる思想を形成していくということにある」。
靜かな布団の中で、眠り薬となる
ある本を読んでいたら、
上のような言葉に、胸の奥からだんだん熱くなってきてしまって、
眠気が吹っ飛んでしまいました。
残雪が屋根からザザッと落ちる音が私に相槌を打ちます。
そうだ。できる事は限りなく小さいけれど、
希望という種火を消さずにいつもいきたいと思いました。