白っぽい汗のような雨が今朝は降っていました
3月はいつもより慌ただしいから
知らずしらずの間に
神経ささくれ立っていたみたい
散歩中 冷や汗をかいて 落ち込む
ヨクは 無く.. 決してオコラズ....
いつも静かに笑っている
あらゆることをジブンを勘定に
いれず
ほめられもせず
苦にもされぬ
そういうものに、私はなりたい
(なれてない ぜんぜん なれてない)
根本的に 駄目なんだ
賢治の年をとっくに超えて
いまだにまだ 止まってる
ならば、どこがこの私の
マズさなのかと…
雨の向こうの木の影をずっと刺すようにして
ボーっと目を泳がしただけ
そのとき 反対から眼鏡を水の粒だらけで濡らした
男の子が 自転車で私のとなりを風のように通り過ぎた
瞬間 だった、ハッとするくらい大きな声で
「おはようございます!」と
私を目覚めさせてくれた
もちろん知っている子ではなく 私も条件反射で
「おはよう!!」と お返しする
でももう その少年は
颯のようだった
聞こえていただろうか(いや聞こえてないなー)
黄色いジャンパーが綺麗だった
しまった あんなに優しい挨拶を
こちらからすれば良かったんだなァ。。
シンプルなことをヤケに
難しく考えてた自分だった
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