振り返ってみると、
もう戻ってこない時間ですが、
接客という仕事について数十年(アルバイトから始め、ブランク期間もある)。
最近ようやく 分かってきたと思うのは、
接客のマニュアル
とか、経営の王道とかはやっぱり無い!ということ。
ようやく此処へ来たところで、
腑に落ちた、なんてちょっと遅すぎるけど…。
作品を見る側の心の自由を束縛せずに、
見る人が操縦桿を握るために、
お店としての術を
身につけられたら素敵。
作家の作った作品と、それに出逢う人との瞬間は、
アプラウドでなければ結ばれなかったことだから、
大袈裟なのかも知れませんが、私の中に湧き起こる感動は大きい。
だからこそ、その場にいた私の存在、せめて気配というのを消せないだろうか。
(はぁー?まだまだでしよ!という心の声)
それが叶えられたとき、私自身も
芯から落ち着ける場となる気がします。
いまあらためてそのように感じています。