Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

石に当たり、岩に触れて

おはようございますo(^_^)o



【石に当たり、岩に触れながら】

境野勝悟(さかいの・かつのり)氏の
「二宮翁に学ぶ人間学」 より

(一休の歌の、講話の中で)

…☆…

「瓜」や「茄子」が川に流れていくのをよく見なさい。

石に当たり、岩に触れても、
触りなく、痛みなく、
沈むといえども、たちまち浮かんでけっして沈むことがないだろう。

私たちは、石に当たると、
すぐ当たらない方法を考えます。

岩に触れると、岩に触れない対策を考案するのです。

石に当たって
痛みを感ずるのが人生であるのに、
それを避けようとする。

私たちは、こうして、体験のない
まぼろしのような世界に生きて、
生きる力を弱くしてしまいます。
沈んでも浮かぶという天理を信じないから、
人生を無邪気に楽しく元気に生きようとする力を、失ってしまう。

いかなる世の中の変遷に遭っても
(あるがままを)認めて、こだわらない。

つまり、いくら変えようと対策を考えてもどうにもならんと思ったときに、
実はどうにかなっていく力を信じて、
ぶつかりながら生きていくのだ。

なんとか避けようとしたり、
運命を無理に変えようとしたとき、
体験を積むことによって得る自信や
生命力をどんどん失っていくのです。

どうしようかではなく、
「なんとかなる」と(結果は天命に任せ)
思い切って一歩進んでいくという
勇気を持つことだ。

こだわらなければ、
サラサラ流れていける。
環境にどんな変化があっても
こだわらない心でいたなら、
(無理に変えようとしなければ?)、大丈夫。

こだわらないために必要なのは、
今までの価値観を捨てること。

今まで良いと思ってやってきたことに こだわってしまうから、
眼前の現実を変えよう変えようとして進めないでいる。

今までやってきたことや、いいと思ったことには、
『いっさいこだわらずに…‼』

そして、新しい現状に
良さを見つければ、
心にも平和、安寧がやってくる。


…☆…

なるほどなぁ…。

たまたま読んだ本のなかから
琴線にビンビンと触れてしまい、
思わず書きとめました。

前半は若人たち向けに、そして後半は、
玄人系な方々にも染みてくるのかも。

春…、就職、卒業、転職、転勤…。
先日、卒業式だったという学校も多いようですよね。

私もカツ~ンとなったとき、
読み返したいなぁと思います。



^_^ ^_^

と書いてあったのが、6年前のアプラウドのブログ。(笑)
今とりたててカツーンと来てはいませんが、

なんだろう逆に、惰性化しつつある
現状のわたしが見え隠れ。😱

名著からのただ受け売りとはいえ、
6年前のほうが いいところに目をつけてたじゃん!と、
心に弾力を失いつつある今に恐怖が湧いた。

ハッとしたため、備忘のため、
勝手にコピーさせて頂きました。