人が、何を幸福とするかは、
人が「何に価値をおいていることか」の反映なのだそうです。何を理想と想うのか、どんな状態を求めるのか、、
様々な側面があって、一義的では無く、
幸福を定めることは、
なんだか、無数の星の輪郭を掴むような
ものなのかもしれません。
たとえば 世間の目‥とか、
社会的にみて立派か‥という、
みせかけの幸福感を、排斥して、
自分の内側の芯に向いて
嘘をつかないで、正直になれたら、
自分の道筋に光る本当の幸せとか 人の尊さが、
みえてくるものなのかもしれません。
なかなかそこに
たどり着く前の私は、
わからずなのですが・・
‥ ‥ ♡ ‥
「幸福の増大 を取り上げずに、
不幸の減少を、歴史の進歩として選定した」
という、ある歴史学者さんがいたそうです。
なるほど、別の角度からか!と思いました。
歴史をひもとけば、本人にまるで責任がないことにより、不幸に陥いる人びとの
おびただしい数があったことがわかってくるのだそうです。
本人の生きる環境や、 生まれた場所、人種の違い、性差や、障害などの、
本人とはまるで「責任のないことで」、
被る不利益や不都合、差別、
戦争の犠牲‥など、
今年も、私のまわりで
ニュースを聞いたりそれを感じることが少なくありませんでした。
私たち大人の義務はなんだろう。。と
思います。
誤った自己愛‥に陥って、欲望を勝手に
増幅させていないかどうか、
煩悩の芽=不幸の元凶となりうるリスクに
視線をそらしてないかどうか、
(茎に伸びてしまってるかもしれません)
ひとつ、ひとつ、自分の心に問い正す
時間も
必要だと思いました。
厳しいことかもしれませんが‥。
人間同士の触れ混じり合いにより
接する点の、温かさの井戸のようなものを
来年は更に掘り下げ、自分にできる
ことの可能性を
心に持ち続けたいと、願います。
(^_^)
小さなお店にいながらですが、
この一年の終わりに反省して
本年を締めくくります。m(__)m
長くなりましたが
ありがとうございました😊
おひとりひとりに心から感謝いたします。
来年もどうぞ
よろしくお願いいたします。
(國分 康孝 編 「女性の心理」三笠書房を参考に致しました)
‥ ‥