昨日は開店が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
43歳の友人が永眠し、葬儀に参列してきました。
１年７ヶ月前、突然病に倒れ意識が戻らなかった日々。
何度か病室にお邪魔し、 元気だったころと比べると信じられず、
あのとき、ああすれば、
こうならなかったのではと、どう関わりを責めても、どうしようもなく、リセットできず、ただ感傷が影のように覆いかぶさる日々。
あるとき、｢意識が回復した！｣と聞いて、
目と目が合い、まばたきのあとに、にっこりと微笑み返してくれた瞬間の安堵に
少し救われた気がしました。
いま、目を閉じると、
いつも微笑みをたやさないでいること、周囲を堪えず明るくしてくれる存在であること。
そして どう生きることが人間としてふさわしいのかを、
まぶたの向こう側で、彼女の美しい笑顔がはっきりと教えてくれます。
なかなか見習っても近付けそうにないけれど…。
今日は、彼女がタイに帰郷したときに買ってくれたベストを着てみました。
夏の風がリネンを伝い、
爽やかに私の背中を包んでくれます。
ありがとう、
思い出を大切にします。ありがとう。
