Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

割り切らないと、ね!

とある特殊な事情(わけ)があって、

腰砕けになるくらい、

お客様に完成品を渡すのが、遅れた一件・

 

作家さんは、最後、本当に良く

頑張ってくださった…けれど、

約束の納期や進捗の報告義務をいつまでも、

ずっと破り続けてしまったことが、心苦しく。 お顔を合わせるたび、謝まるの上塗り攻撃しかなく💦

ましてやお母様の形見の生地というものだったので。

 

普通なら、「ひどい。不誠実、邪険に扱われた?」と、大クレームandペナルティ噴火するレベルですね。

 

そうしたことから、

作家さんへの支払いはしたものの、

お客様からは、「代金を頂くことをしない!」と、自戒を込めつつ決めてました。

 

仕事の遅延は、良いことは何もありませぬ、

塩漬けして美味しくなることもないのです。

 

 

途中で、製作ストップを仰ぐことはできたけれど、

作家さんの考えを尊重することを決めた、自分の責任ってやつで…

幸いなことに、お客様によくお似合いだったので、

天が味方してくれた?やもしれません。

生地の素材の素晴らしさや、作家さんの執念か…(?)。

 

でも、たまたまだったはず。

最初のイメージがどこまでいけたか。

(歳月とともにイメージも変化します)

 

お金の入った、封筒の受け取りは、固辞し、

「今回の大失態、店の15年余りの歴史の中で、初めてのお代は無しに致します。お詫びの気持ちです。」と、つい、余計な事を勇み口で

申し上げてしまいました🥲

だめだ…なあ

 

するとその方は、こう言いました。

「うちは100年以上経ちますけど、(ある事業が3代続く老舗さん)、みんなお友達だからといって、お金をいただかないのでは、(経営が)成り立たなくなります。

こはちゃんと、割り切らないと。」

と。

商売の経験値からのご実感を本音、厳しい世界をくぐり抜けている姿に威厳が纏う。

 

心が動揺し、

(みんなお友達。でも割り切らないと。)

が、全身を旋回しました。感動しました。

優しく、しっかりと叱られた気がします。

 

 

忘れっぽいので、忘れるわけにゃいかんと、

ここに記します。

お代も頂戴してしまった…、

重い重い地球半分くらい🌍

 

反省して、また明日からガンバロウ。

いつまで経ってもまだまだですねー

 

ありがとうございました!!

 

 

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