さぁ10月に入りました。
今日のこの雨で、夏の残影から気持ちを
スッキリ衣替えしたいなぁと思います。
（定休日のお知らせ、もう少しお時間頂きますっ）すみません。
今日は夕方５時ごろの閉店とさせて頂きます。
スタッフのTOSHI姐がお越しをお待ちしております。
（小路は地元の中学校に職場体験発表会で招かれ不在です。
「助言者」ということですが、参った、…とにかく若さのエキスを吸い取りにいくかな！）笑
さて、先日のブログの続きの
つる療術院さん（美鶴さん）の、
あぁあれは、
2011.3.11 、二階のギャラリー。
美鶴さんが、
その翌日から開かれる個展の支度を終えたと思われるその時、
地震がきたのでした。
まるで、ポルターガイストのように作品が飛んで、壊れていくことに、一階のアプラウドにいた私は、
茫然と立ちすくむ…というのか、
作品を両手でおさまえても
どんどん大きくなる揺れでワケがわからなくなりました。
そこに、現れたのが、美鶴さん
まさに鶴のひと声。
「あなたー！なにしてるの！
外に出てきなさい、作品なんて（あえてなんて）どうでもいいの！
あなたが死んじゃうでしょう！！」
と…。
ハッと、我にかえるひと言というのは
本当にありました。
それに作品を店に置いている作家の言葉だから、素直に従えたのかな。
それからどれ位の時間がながれたか、
町中停電していて、
「コインパーキングの車止めのレバーが下がらないの」帰れないわよー。
しかし生命力が強く、経験値ハイな美鶴さん、
（この日は全く異常な事態でしたから、
正常な今から時計を戻さなければ
当時の感覚へ戻っていくためには…）
「車どめ、ダイジョウブよ。
レンガでぶっ叩いて破壊したわよー！！
帰るわよ～」
と…。⁈（全然大丈夫じゃないヒエ～）
器物損壊罪、言ってられません。
あの時は異常な事態、
一瞬の人間の判断に
神様がいたずらをした日
月日は流れ、2013.9.吉日、
その破壊されたコインパーキングのまさに隣りのテナントに、
美鶴さんは「つる療術院」を
開業するのです。
あぁ 紐解いていくと、この世界のすべてのことに
不思議な意味を見出せそうですね。
個展が震災で出来なくなったとき
お客様が来るかも知れないからと
這ってでも会場に通おうとして美鶴さん。
本当にひとは人と関わり合い生きていくのだと。
この先、明日はなにがあるか何も保証はないから、
今できることを「即行動！」、
そして少しでいいから「人助け」、
その姿から学んだひとつの出来事でした。
美鶴さんの写真を載せたかったのですが、
「だめよ、37で女を引退したんだから。今はベムベラおばさんよ。
辞めときなさい」。意味深…
言葉で遊ばされ、ハイ承知しやした。
長くなってすみません 。
写真は、ハロウィンコーナーのこけら落とし、
そして、いつも刺繍で植物を彩る
cuddyポーチの作品です。（オーダー品）
今日もハッピーの星屑みつかりますように…✨✨
