Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

アプローチ

お店の作品で、
例えばビニール製の化粧ポーチを見て、
「ビニールは濡れても染みなさそう」と言って買う場合と、
「ビニールは冷たい感じがする」と言って買わない場合との
違いが面白く、刺激的です。


モノへの好み、選ぶポイントは、
本当にそれぞれ違い、
(食べ物もですが)千差万別ですよね


…としたら、良いとこどりで、
「水をはじく布」や、
「温かそうで、触り心地の良いビニール」で作った
化粧ポーチがあったら、
どんどん売れちゃうのか…?

というと、そう単純に色分けできる問題でもない気がして、
(価格面などのあらたな課題も生まれてきたりとか…)
これまた、刺激で迷います。


お店で時々作家さんから
投げ掛けられるのは、
「次回、どんなものを作ったらいいか」ということ。
う~ん、これもいいし、あれも悪くないし…と、
作家さん以上に優柔不断になってしまい、
または言っていることが自分で途中でよく理解できなくなってきて、(コラっ)
ほんとに何時になっても頼りにならない店長です。


その作品のオリジナルティとか、
値打ちや、味わいなどを、
決めるのは私ではない…と
思ってはいるのですが。


ただ、
お客様が目に止めないモノ、つまり、
誰もみてくれないモノには、
何の値打ちがあるだろうか。
(何も無いんじやないのか?)


せっかくここに有る作品なのに。

そういうことは、よく考えてしまいます。


本当に、実は、
この点こそお店(ギャラリー)の、お店たる所以で、
「人に見て、触って、感じて…頂くための」
基本のアプローチをもっとよく考えなくてはならない。


(お店にきてもらうためにどうしたらよいか?
お店の中の、作品の配置は?。)


話は(どんどん)ズレていきますが、ズレるがままに言うと、

置きたいモノをつくるのか、
それとも、
売りたいモノをつくるのか。
そのどっちなのか。
いや、その両方とも、
見逃せないわけで。
(よくばりだー)


更に、重要なのは
その作家さん(アーティスト)の得意なことは何か、
逆に不得意なことは何か?。

特に私は、
得意な方に 照準をあわせ、
潜在的才能をもっと引き出せるような、
(それが難しいけれど)
そのアプローチを出来たら、
仕事をしているゾ感、
つまりテンションがあがるだろうと感じます。


大切なことは、接する者同士
お互いの心の高揚感。


本当に愉しいことをみつけるために
まだ、
まだ、これから…。です。

引き続き、
ご指導ご意見、よろしくお願いします。

ありがとうございました!