うれし恥ずかしな出会いがあれば、
ナミダの元栓をぎゅっとしめるお別れのときもやってくるのですよね。
冬の匂いと共にやってくる「オリジナル手編みポンチョ」が、まるで行列ぞろぞろな
歯医者さんほどの人気だった?!「HITOME」さんは、
関西方面へ家族でお引越しになってしまいました。
楽しく謙虚なお人柄から生み落とされる、思いがけない斬新な作品にいつもワクワクしていました。
さわやかな春風を寄せてくれるような人でしたが、一度だけ、
「今…。実は、かなりスランプで。どんなものを作ったらいいのか分からなくなっちゃっていて。」と
そっと迷いを打ち明けてくれた日もありましたっけ。。
斬新で小粋な作品は、きっと関西のマダムたちにも支持されるはず。
お洒落感度の高い人に、感じてもらいたい。
HITOMEさん、本当にありがとう。
冬になるころ、水戸NEWポンチョが恋しくなるだろうなぁ。
・・・☆・☆・☆・・・
ナチュラル+素材感たっぷりな布選びの「TOMOKO」さん。
かわいいだけじゃない、かなり繊細な刺繍をあしらう小物が
これまた行列じゃんじゃんな目医者さんほど??の人気ぶりでしたが、
先日お引越しになることが決まってしまいました。
お互いの、コドモの名まえが偶然(性別は違えど…)ぴったんこかんかん。…のこともあってか、
不思議と出会ったときから親・近・感・で楽しくお付き合いさせていただきました。
製作の腕前は↑↑上々…でも「趣味の範囲です」と、誰かに買ってもらうこと、売ることを
ちゅうちょしていたという出展初期のころ。
実際お買い求めいただいた第一号のお客様を心から有難く受け止めてくれたことで、
私も「お店、やって良かった~。ヤッホー」と
発奮をいただきました。ありがとうございます♪
TOMOKOさんは遠くにお引越しではありませんのでお別れというより…。
まずは新しい土地に馴染まれるのが一番大切で、その経験の中で、
何かいい意味で変化ある感触が、「生まれるかな…。生まれるといいね。」と、
作品をじっくりと両手を広げて待たせていただきます。
おふたりとも、一旦すべての作品が撤収となってしまいましたが、
これは次のステージへ向かうためにも仕方の無いことなのかもしれません…。
本当はお尻かじり虫のように食いつきたいのでしたが・・・(^^;)
新しい可能性をグッと押しあげて、きっと生まれ変われるその日に出会う作品を見るための、
お見合いの準備期間ともいえるのかな。
でなきゃ、進まない、進まなきゃ!という意気込みに共感。
お客様にも、新しいものを感じていただきたいから・・・
出展作家の皆さん、いつもこれまでもこれからもありがとうございます!