毎日暑いですが、子どもたちの夏休みも
そろそろ七合目あたりですね。
今朝は、娘の高校は登校日で、
今日提出期限らしい読書感想文をやっつけるため、
昨夜から、ようやく(…!)本を読み始めたみたいだけど、
感想文は間に合ったのかどうか…。
ビミョーにわかりません (笑)
ところで
国語の本を借りてたら、
とても素敵な詩を発見しました

↓
……
吉野弘
「生命(いのち)は」
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命はすべて
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
私は今日、
どこかの花のための
虻(あぶ)だったかもしれない
そして明日は
誰かが
私という花のための
虻であるかもしれない
(風が吹くと、より)
……
優しくて素敵な詩です

いい詩、いい人、いい音楽そして動物や、自然に
生かされてるなぁ…と思います。
そうだから、しょうもない
自分のちっぽけな存在にも
愛しく気づかされます。