Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

拝啓 無能庵さま

無能庵 様
 
中野さんこと無能庵さん、毎日、厳しい暑さが続きますが、お元気ですか? 
大変、ご無沙汰しております。
 
8月5日の黄門祭りは、太鼓の演奏の会場に行かれず残念でした。
きっと大盛況だったことでしょうね。
 
もう既にご存知かもしれませんが
今日お店でとても素敵な出逢いがありました。
 
そうです…!
 
「水戸で誉りみち」…をしにきてくださったのです。
南相馬市でいま無能庵さんと同じお仕事場にいらっしゃるという、BTさんと出逢いました。
 
本当に驚きました。貴重なお休みを利用して、
わざわざアプラウドに来てくださったなんて、そして、
お話をお聞きするうちもっと驚いてしまいました。
 
無能庵さんをインターネットで検索し、アプラウドがひっかかって、
それでここまで尋ねにきてくださったこと。
なんて素敵なキッカケだろうかと、思わず無能庵さんの詩集を
全部お渡ししてしまいました。(笑)
お渡しするにとてもふさわしい方だなと思いました。
 
昨年の暮れ、無能庵さんが被災地の南相馬市に何百枚と届けてくださった、
あの、七字純子さん主宰の「art POCKET lab.」の
イラストカレンダーの前に立ちながら、
ふたりで、今流れる時間を分かちあいながら語りました。
 
懐かしく、新鮮に、ちょっぴり愉快に、ほんの少し切なく、
初めて会う同士ではないくらいに語りました。
(クシャミ出てませんでしたか?)
 
行ってしまった時間が、また戻ってきてくれたような瞬間でした。 
 
今年の3月、茨城から、南相馬市に移住されるときの決意の大きさを
いま知る余地はありませんが、
精神保健の専門家として、南相馬で周りから
求められる大切な存在であることに感激しています。
それに、ラジオのパーソナリティさんは、
無能庵さんのリクエスト、メッセージに何度も泣いてしまっているのだとか・・。
 
さすがだ☆、 無能庵さん…!
 
けれど、決して周りを押しのけて前へ行くような人ではないそのお人柄を
早くから見抜かれているBTさんは、数段上を行く人ですね。(笑)
瞳の輝きが、とてもきれいでした。
 
昼間、エアコンの風の効かない場所に机があり、
汗だくでお仕事されていると聞きました。
水戸の雑貨屋で作ったオリジナルのうちわ、使っていただけたら光栄です。
本当はゆかたで来店した方のみでしたが内緒で、特別に…。
 
私は遅刻をしてしまって、
今日BTさんは猛暑のなか20分も待ってくださいました。
(BTさん、本当に申し訳ありません。)
 
またBTさんとのお話のあいだ、ずっと静かに耳を傾け微笑んでくれたのは、
「ステンドアートひろ」さんでした。
後で思い出したのですが、
いつか無能庵さんがマグネットや画鋲を
買ってくれた、あのガラスの作家が来ていたのでした。
(詳しいことはBTさんに聞いてくださいね)
 
しかも、不思議なことに、
無能庵さんと出会うキッカケになった、(kiyoko邸で無能庵さんの絵をみました、)
そのkiyokoさんも、今まで、ひろさんの画鋲やランプを買ってくださっています。
これは単なる、そして最高の偶然の賜物なのでしょうか。。?
 
 
最後になってしまいましたが
図々しいのですが、お願いがあります。
BTさんにお渡しした詩集と同じものを、送っていただきたいのです。
 (着払いでお願いします)
ついでの図々しさで、できれば唐突通信も一緒にお願いいたします。
 
それでは、どうかお元気で・・・!
 
南相馬でいつの日か、太鼓の会が発足することをお祈りしています。
 
南相馬ファクトリーさんの缶バッチ、大切にします。
 
 
水戸にお越しのときはスルーしないでぜひお立ち寄りください。(笑)
私もガンバリます。 
 
ありがとうございました。
 
プラウド 小路裕子