タイトルもですが
ひじ枕のオヤジサンのようなゾウ?に引き寄せられ、手にした本。
文庫本なので持ち歩けていいなと思ったのですが、
単行本で既に200万部のベストセラーだったそうです。
ガネーシャという名の不思議な物体と
ひょろりしとした感じの青年の織り成すストーリーには、
一年の計は元旦にアリのような秘策がいっぱい。
巻末にある「ガネーシャ名言集」を見れば
実はだいたい済むことなんだけど、
やっぱり380ページをペラペラ開いて読みたくなる。
年末のゆとりの無い一日にホッと一息つく…
せせこましい時期にこそ、マッチしてる本なのかなぁ。
靴をみがくこと、
トイレ掃除をすること、…
「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。
意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。
」(本文より)
大阪弁のガネーシャが
ハチャメチャですが、
憎いほどいい流れです。
学生さんにもよさそう…。
「夢をかなえるゾウ」
水野敬也 飛鳥新社より