数年前、アプラウドの作家さんから、
岸本啓子さんという養護の先生をしている方の講演レジメを見せて頂き、
読み返すたび、今だに胸を打たれています。
書かれていることは、心には、「三つの本質的な欲求」があるということー
1つ目は、人から認められたい、人から愛されたい、人にわかって欲しいという欲求。
2つ目は、自分を認めたい、自分を愛したい、自分を信じたいという、自己信頼の欲求。
3つ目は、無条件に人を愛したい、無条件に人を認めたい、無条件に人を見守り尊重したいという、慈愛の欲求。
これを見返す度、今だに私は大きくため息が出ます。特に3つ目の欲求の質量の高貴さ、尊さには、思わず涙が出そうです。
そして逆に、一体どうして、人間には見えない心という存在を与えられたのかが不明で、
深く謎の森へと押し返されてしまいます。
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偉人ヘレン・ケラーの言葉の中に
このようなのがありました。
「この世界で最もすばらしく最も美しいものは、目で見ることも手で触れることもできない
ただ、心で感じられるだけである。
この世で一番哀れな人とは、目は見えていても未来への夢が見えていない人である。」
きっと未来への夢とは、いまの一瞬一瞬に安らぎを刻みこむように生きることで、
未来への夢とは、可能性を書き換える位の心のキハクさ(気力 気迫さ、)で生きることかもしれない。
これは森の中にいて、光と水と空気の存在を忘れていたことを認識させられたようなイメージでした。(私の場合)
(だからと言ってすべての人々の幸せを
すぐに実現することは難しくて、辛いけれど‥)
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あともう一回、岸本啓子さんの素敵な言葉の中から
お借りします。
「人は、人に愛されるために生まれる。
人は、自らを愛するために成長する。
人は、人を愛するために生きる。」
魂をすくわれた愛のメッセージ。
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いつもありがとうございます(^^)