震災により休業させていただいており、大変ご心配をおかけして申し訳ございません。
見通しも立ってきましたので、4月1日(金)から少しずつ再開したいと思っております。
ご迷惑をおかけしながらのOpenとなってしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。
また温かく見守って下さり、励ましのお心遣いやご厚情も多く頂戴し、ただひたすらありがたく、心より御礼申し上げます。
地震の最中、作品がallダイブしてポルターガイストになっていく光景は今もフラッシュバックしてきます。
作品と作品が宙であたって、互いがムチで打たれるような泣き声をあげました。
ちょうど2F誉りみちで作品展の支度をしていた「美鶴」さんから、
「あなたーっ!中でなにしてるの?、早く表に出なさーっい!」と大きな掛け声がかかり、
ろう人形のように(…?)、その場から離れたような気がします。(大袈裟かもしれませんが)。
誰かの…、周りの、支えになりたい。
困っている人の助けになれたらいいなんて、これまで夢見ていましたが、今回自分のひ弱さと、昨日までのごう慢さに、ただ内心ひれ伏すばかり(*_*)。
ただ、作品をひとつずつ触り、片付けていると、
生きているものに囲まれているような、楽しさと、喜び、落ち着きを取り戻せました。
我を忘れて作業しているうち、
気付けばウッソ、朝…!?ということも…。
作家さんの表情や、作品を気に入って下さったお客様の笑顔が思い浮かび、本当にありがたく感じました。
現在、水戸の商店街は、損傷を受けて閉まっているところが3~4割程度、あるようです。
同時に、傷を負いながら、たくましく立ち上がっているお店も多くて、前を通りながら、
「あきんど魂、サービス精神」 「プロ根性」のエネルギー、気質を分けていただいたのも事実。
これからどんどん、変わっていくのかもしれない。
でも、変化から逃げないような、しなやかさ、強さを持ちたいです。
せめて、自分自身が「困った存在」に、ならぬようにと。
人は人のために尽くしてこそ真価を発揮するそうですが、でも私は、いまは「身近なところから」元気に、
出来ることからそっと始めていけたらと思います。
つながり、絆を大切にしていきたいです。
アプラウド 小路裕子