「金メダルも財産 足が壊れるまで走れたことも財産」
アスリート×ことば(NHKのサイトページ)より。
アテネオリンピック女子マラソンで16年前、金メダルを獲得した野口みずきさんが、今に語った言葉に、グッときました。
野口さんは、怪我に泣かされながらもあきらめず、アテネ4年後の北京オリンピックでは日本代表に選ばれますが
大会直前現地入り後に太ももの肉離れで無念の欠場をしたのは、私の記憶にもよく残っています。
それから先も挑戦をし続け、ロンドンとリオでは、代表選考会で落選していた…、あまり知らなかったことでした。
まさしく誰もが知っている輝かしい栄光と
また挫折の味を知った人なのですね。
多くの人が今現在の野口さんの横顔にも
リスペクトしているから納得出来て、
肯定感や勇気が湧いたとも思えます。
実際には、金メダルとか足が壊れた苦しみ等は
特殊な栄光や挫折であり、野口さんのみぞ知る
遠い彼岸の彼方なこと
小っこい豆レベルな程度の栄光と挫折は
私にも日々ある気が致しますが…。(・・)?
なので、冒頭の言葉をー
金メダルを→ 過去のあの頃(良かった経験)へ、
足が壊れるを → 今の世相とか苦しみ へと、
単に勝手に 置き換えて考えてみました。
すると、なんだスッキリしました。
それは、過去だって今だって、
未来から振り返れば、必ずどちらとも、
自分達の財産になるんだな ということです。
しかも財産には「資産」も「負債」も含まれているという、財産キャパの寛大さ。
「財産になったよ」と断言出来る位、
心のたくましい自分を作っていけるかが、
キーポイントかもしれません。
そのためには、どんな物事であれ、
周りや誰かに責任転嫁するだけでは、
自分の財産にはならないこと
そして、野口みずきさんの、
「挑戦し続け、向上心を持ち、努力し続けることに、終わりはない。」ということを
自分の念頭にも 置けたら良いなと感じました。