Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

あなたのことを忘れません。ありがとう

「○○○(←地名)の、○○さん」とか

昔の人はよく頭に地名をつけて、

呼びあったものですよね。

 

その人は、

‘鉾田(ほこた)の、ちあきさん‘…でした。

 

お会いする時は、鉾田の果樹園さんの情報や、

頑張っている鉾田のお店のことなど、

いつも、たくさんのお土産話を

聞かせていただきました。

「自分の周りを、盛り上げ隊」って感じでした。

 

プラウドの作品やお洋服を

色々と手に入れて下さり、

そっと応援して下さいました。

2階のライブにも、

時間を作って来てくださいました。

時にはライブのお客様にお茶出しをしてくれたり

(ちあきさんも、お客さんなのに…ネ)

 

行く先々の町を愛し、会話を通し

頑張っている人を全身で受け容れ、

ご家族を大切にしていたちあきさんに、

 

心の中で強く憧れていたわけだけど、

きちんと、何も言えなかった気がするなあ・・

 

地元文化を広めるための、

署名活動などにも加わるような

積極的な一面もあったけれど、

(ちあきさんのおっしゃることなら、と

私含め多くの方が信頼を寄せた)

 

道端や庭の端っこに咲く、気づかれない

ささやかな草花達にも、

きちんと喜びや可能性を

見いだすようなところが、好きでした。

 

ご病気の告知を便箋で聞かせて頂いたとき、

ちあきさんなら、何も心配もなく、

大丈夫だと思った。

どれほど大変だったかは其れからよく知らない

 

ご体調の優れているときには尋ねに来てくださり、

いつも通りの、楽しい明るい元気‼️印で、

接して下さり、

治療のことをほんの少し聞きながら

逆に勇気づけられた。

 

「私が楽しくしているとね、家族がホッとするみたい。」と言っていたことが、心に沁みています。

 

この5月、来店していただいたのが最後…

息子さんの運転で、

この時も、作家さんの作品を見て、

買って下さって、

「こういうの、大好きっ」ってお話に花が咲いた。

作家さんに会えて嬉しい、また、行きます❗️が

そのあと最後のメールでした。 

ありがとうございます、また!!と私は返しました。

 

まったくもって天使のような方でした。

 

妹さんからのお知らせに、、数日経ちますが、

いまだに全然信じられないです。

 

 

人は、生きた時間の長さより、

最後まで、どの様に生き抜いていったのか、

そのことの質量のほうが、

ずっと大きいことを、教わった気がします。

 

つらいですが、こんな時、ちあきさんだったら

どんな風に対応するだろうか?と、

 

人生におけるひとりのお手本にしていきます。

(こういうお別れの仕方が、これから、あるのだろう。)

お客様として出逢った方と、こうして過ごせたこと、本当にありがとうございます。

 

うはははははッ と、楽しそうな

お声を忘れません

 

私もお店を楽しく頑張りますから、

見ていてくださいね。

 

鉾田のちあきさん、さようなら。

安らかにお眠りください。

 

 

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↑「飾り巻きずし」のトモロールさんを(鉾田の方)、素敵なんだよって、

ご紹介して下さった、ちあきさん。

 

トモロールさんと繋がっていられるんだから

 

いつまでも、いつだって、一緒ですね!

 

 

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