Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

86歳の賢者の言葉より

イメージ 1

「思考の整理学」でも知られる外山滋比古(とやま・しげひこ)氏は、
86歳の現在が最も充実していると雑誌のインタビューで答えていました。

86歳の、いまが充実、…?!
86歳のいまに…??。

非常に興味を惹き付けられましたw(°O°)w。


「若い頃は、こういう高齢の日々があるとは思いませんでした。

ラソンには折り返し地点があるでしょう。
折り返し地点とは、そこで
「折り返す」んです。

ラソンで折り返し地点を過ぎて走り続けるバカはいないけれど、
人生においては折り返し地点を過ぎても、そのまま
真っ直ぐ行こうとする人がある。

特に前半がよかった人に
そういう傾向が強いですね…。」


「折り返し地点では、思い切っていままでとは違う生き方をしてみる。

ある種、いままでの自分を
否定して、折り返した先に新しい目標があると思って進んでいけば、

前半より価値のある時間を過ごせると思います。」
というような内容を語られていました。 (「到知」より)

人生の折り返し。
思い切って、違う生き方。

それができたら苦労しないよと寅さん節でトホホになりつつも、(笑)
どこかそんな潔さにも憧れてしまう。
86歳の偉大なる賢者の言葉です。


「よ~し、やり直しだ…!」 という究極な前向き精神の更に上をいく大胆な発想。
変わろうと思えばいつでも変われるんだというメッセージは
スタートは此処からだ、と夢を持てる気もしてきます。


「思考の整理学」の中でまた筆者が述べていた、

思考の整理とは、
いかに上手く忘れるか、ということ。
忘れるとは、個性であるということ。…


最近特に忘れっぽくて自己嫌悪もしょっちゅう。
けど、それも悪いことじゃないのかなと、ホッとしてきてしまいました(^.^)b