穏やかなお天気のクリスマスです。いかがお過ごしですか?
アプラウドでは、クリスマス作品を「来年飾りたい」という賢い方がいらっしゃるために、(笑)
28日まで1~3割引きしてお待ちしております。(除外品あります)
オリジナリティあるお正月飾りも続々と届いています。お気軽にいらしてください。
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水戸の根本町にある押し花専門店「カミュ」さんから、素敵なお花のカレンダーをいただいて、ここ数年、お店で愛用しています。
今年は、カミュさんのご協力で、希望者で先着20名様に
プレゼントさせていただきました。
カレンダーには、毎月、歌人の俵万智さんの短歌がついているのがうれしくて、一枚めくると、微妙に動く女性の心理にさらりと綾められてしまいます。
日常会話から生まれたような、やさしい歌に
深く共感してしまうことも…。
特に最後の一枚12月には、
ありがとう、という歌が
よく似合って、残り香のようです(*^_^*)
↓
「今日なにがあったか君に告げながら 告げていること一番のこと」
2011年12月
↓
「ありがとうなんて言うのも今さらのような気がするけど ありがとう」
2010年12月
↓
「いのちとは 心が感じるものだから いつでも会える あなたに会える」
来年2012年12月
↓
「第一も第二もなくて人生は続いていくよ 昨日今日明日」
2009年12月
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昨年、一昨年、と茶色くなったカレンダーを懐かしくなり、
「あんなこともあったなぁ」
「今ごろ何をしているかなぁ、こんな出会いもあったなぁ」
など、二度とかえらない時間を断片的に紐とく、セピア色なひととき。
この瞬間が、過去になっていくことが、不思議でなりません。
…☆…
アプラウドでは、水戸市で活動するイラストレーターのグループ
「art POCKET lab+」
(代表、七字純子さん)の
オリジナルカレンダーも、販売中です。
ひとりひとりの個性がカタチになるカレンダーです。
先月2F「ギャラリー誉りみち」の展覧会のときには、メンバー10名のイラストがある大きなカレンダーを、来場者の方にプレゼントして下さいました。
(写真上)
一年を見通せるというカレンダーはだんだん貴重にもなっていて、
紙も上質で、リビングにピッタリです。
そして、
このカレンダーの約250枚を、
被災地の方々へ、「art POCKET lab+」さんが贈りたいというお話を後日聞きつけて、
確実に渡る方法がないか、探してみました。
被災地へ度々支援の活動に当たっていた
精神保健福祉士さん(中野正人さん)に相談すると、即、快諾していただき、託せることになりました。
無事、12月初旬、南相馬の保健所に届けていただきました。
3月11日から、しばらくの間、絵を描く気持ちにもなれず、
ざわざわと落ち着かない日々を過ごしたというメンバー。
「今、絵を描けること」…この感謝の気持ちをこめて、作ったというカレンダー。
ひとりひとりの思いと力がたすきしてゆく、小さく確実に充たされた時間が
今こそ必要だし、感じられる気がします。
来年も、もっと、いいことありますように…。
art POCKET lab+ さん、中野さんに、感謝します。ありがとうございました。