Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

(だから優しく、と空が言う)

’優しい本を贈ります’

そのひとは、誰も居ないときには
いつもより少し長居して下さる気がします。
お母様を失った あの日も…。

真っ赤な夕焼け空の下、私のお店に来てくださいました。


たくさんの写真を一緒に見て 泣きました。



昨日 の午後
「まだ、泣いてしまうんだ」
あれもしてあげれば良かったと
これもしてあげれば良かったと、
弱くて、駄目なんだと、
涙声で そう繰り返されて…


何かひとつ
私に出来ないだろうかと思う。
けど、慰め方が…
わからなくて少し戸惑ってしまう。


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そうして今朝、空を見上げていて
この本が
本棚に眠ってると気づきました。
「そうだよ、君だ…!」

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‘だから優しく、と空が言う’
という本。
中島未月/文 HABU/写真
PHP研究所

プラウド作家でもある、書家の桂華さんに
以前教えて頂いた本でした。

もう一度ページをめくり、焦点が遭いました。
我儘な直感ですが、祈りをのせて届けます。


ピンチヒッター君
どうぞよろしくね!(*^_^*)

イメージ 3



… … …


〈だから優しく、と空が言う〉より一部だけ抜粋

空と 海の
あいだには
かみさまがいて

彼方を 見つめるのはそのためです

彼方 を見つめた人は

やがて、現在(いま)を 見つめます

にほんの 足と
ひとつの 心を

目を細めることなく

… …

人はそれぞれ
自分だけの「かみさま」を持っている

それはたぶん

自分のなかにいる
もうひとりの自分

さよならまでの
時間が
ただ、いとしさに

満ちて

ゆきますように

… … …

夜の まんなかで空をあおぐ

遠い国の 空 を想う

旅するみたいに生きてもいい と思いながら
今日にしがみつかなくていい と思いながら

… …

哀しい思い出は
心の片隅に置いておくのが きっといい
痛みはやがて、 優しさに変わるから


優しい思い出は
ゆるやかに忘れてゆくのが きっといい
優しさが せつなくならないように



ひとりぼっち
ではなく
ひとり

どこまでも
ひとり

… … …

ひとりに
なったとしても
ほがらかに 歌えるような
それがつよさ

淋しさに
負けないよう
わたしは わたしの
歌をうたうよ



(以上)
………

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少し抜粋させて頂くつもりでしたが、
とまらなくなりそうです。


慰めようとする自分の心が熱くなり、
何処からともなく自然と涙が飛び出た朝でした。


あの人も、この人も…気に入って
手に取って下さいますようにー🌟。
(桂華さんありがとう)