突然ですが、「人生あきらめが肝心。」という言葉について、
だんだん人生長くなってくるに連れ、、（笑）
妙にしっくりと 気持ちが楽になってくる、
手許に置きたい言葉のひとつになりました。
あまり無理が祟ると、寿命が縮まる気がするし、
やれる事には限りがあるし。
人生、あきらめが肝心。
そんなほどほど加減が、
良い塩梅なのかもしれないと思えるのです。
とは反対に？、10年程前になりますが、
ある著名な方（日本画家さん）が、（当時 50歳くらいであられたかと思われますが）
〝不屈の精神〝について 新聞か何かに
持論を述べられていました。
それは こんな内容でした。
『人が感動するのはアーティストの姿。
芸術家が不屈の精神で作品を作り
それを人に対して訴えかけていく姿に感動する。
色がきれい、形がきれいといった、
そんな甘いもんじゃない。
打たれても打たれても相手を説得する不屈の精神に
人は感動し、勇気づけられる』。
というような事でした。
あぁそうかもしれない、
どんな風が吹いても、あきらめない人、
特に芸術家や偉大なアスリートなどは
記録や名作を残し、人を感動をさせ、
時に歴史を変えるだろうと、
胸にドンと響き、納得できたのです。
かと言って遠巻きに眺めていた言葉では無くて、
’ただの’自分である、私の内側にも届いて
温かくしんみり 光が湧いた気がします。
今、あらためて、そんな不屈の精神‥を
少し調べてみますと
・自分の力や、可能性を信じること とか、
・どんな出来事にも真摯に向き合う ことのようです。
私としては、転んだらただでは起き上がらない
（七転び八起き）＝ 「不屈精神」・・でもあるのかな。（つい、Sになる。笑）
その人 その人により、ペースや価値観の違いにより、
あきらめ肝心型か、あきらめたらお仕舞い型かが分かれ、
一瞬では、甲乙付けがたいし、結果から分析したところで、
やはり 甲乙決められない気もしてきます。
‥ ‥
ところで、先日のブログで、作家さんの作品作りにかけた時間について 書きましたが、
（いかにここの場所に集結する作品の、
完成する時間の合計が膨大かという‥）
素敵な言葉をお土産に下さる（80歳の）Tさんに
お店でこの話を聞いていただくと、
「まぁ、なるほど。それだけの時間をかけて、
皆んな〝遊んでいる〟という 結果‥だわね。」と、言われたのです。
あ、遊んでいる‥？！。
これにはハッとさせられました。
苦しみの中にいて遊ぶ（苦を楽しむ）という
言葉が、次に思い出されました。
いいなあ‥！ ！ 。遊びをせんとや‥
もし無意識状態でいつの間にその境地に
泳いでいられたらその瞬間こそ
至極幸福なのかも知れないなあと思いました。
（その姿を見た人が感動をされるかもしれません。）
たとえ、記憶を残したり歴史は
変えられなかったとしても‥。
これからもアプラウドの作家さんの楽しみ に、
お付き合いお願いいたします。
ありがとうございました。
