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人間と生まれて、「一体いかなる力によって、かくは
人間として生をうけることができたか」という問題。
ようやくこのような、
人生の大問題が
自分の魂の問題となりかけた。
人生の根本目標とは?
結局は人として
生をこの世にうけたことの
意義を自覚して、
これを実現する以外にない。
そして、お互いに真に生き甲斐があり
生まれ甲斐がある日々を
送る以外にはない。
(そのため、何よりも自分自身というものについて
深く知らなければならない)
私の考えでは、われわれ人間は自分がここに
人間として生をうけたことに対して、
多少なりとも 感謝の念の起こらない間は、
真に人生を生きるものと言いがたいと思うのです。
人生そのものの意義を知らなければ、
人の形をして生まれてきたとはいえ、
人間として真に生き甲斐の
ある生き方はできないと思うのです。
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すべて人間の生活は、
ある意味では皆みじめなり。
自分のみと思うことなかれ。
表を見、裏を見、愚に環って ひたすら己が
仕事に専念すべし。
(以上 森信三著 修身教授録より)
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昨日は、雪が降りました。
冷たい3月の始まりです。
震度5弱の地震で
今朝は飛び起きてしまいました。
なんだか落ち着かず
でも、この一日が無事ということに
感謝したいです。
時候の挨拶に地震が入りそうな昨今。
森信三先生の言葉は
心が揺れる、迷う、疲れる、弱腰になる、
そんな時に読み返したいです。
万人に通じる普遍(不変)の問い。今年の手帳の、最初のページに書き写して、
すぐに忘れてしまう
自分の気持ちの底の底から
立てていきたいのです。
ではおやすみなさい^ー^)人(^ー^