Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

神聖の詩人

もう間も無く、数分で1月23日も終わろうとしております。

本日1月23日は、
西郷隆盛西郷どん)の生誕187年でした。

上野公園にたたずむ、あの単衣の絣を着て、
犬を連れた姿が愛嬌ある西郷どん


薩長同盟を成立させ、
江戸城無血開城を果たし、
戊辰戦争終結廃藩置県
そして明治維新


幕末歴史の大立役者でありながら
賊として最期亡くなる聖人。


とても繊細なところもあったのだとか…(神経の病は常だった)


今年は歴女を目指して?、
ちょっと深い勉強にトライしてみようかな(笑)


西郷どんの有名なコトバは、
敬天愛人」けいてんあいじんでごす。
(^.^)


天を敬い、人を愛する…

なかなか到達できない、
完全な世界観でごわす(*^_^*)!


‘天(宇宙、世界)は、私のことも他人のことも平等に愛するのだから
私も、私と同じように、
他人のことを愛すべきなのだ’

これは人生最難関の扉、
鍵はなかなかこじ開けられないでごす。!!(しつこいでごす)


西郷どんは、また真正の詩人でもあったと伝えられ…

雪に耐えて 梅花(ばいか)麗しく
霜を経て 楓葉(ふうよう)丹し(あかし)
(梅は雪に耐えて、美しく晴れやかに花開き、
楓(かえで)も霜を経て真に紅葉する)


ものの哀れを感じとることができる、
繊細な魂を持っていたそうな。


歴史に刻まれた価値、評価は研究者によってもわかれるのだから、
「ホントは一体どうなのか?」
真相を探るところの面白さに、自分っぽく
ハマれたらいいなと思います。


強硬論を出しながら、
大詰めになると何故だろう、
問題を平和裏にまとめあげる。
天与の才をもった人だったとも評される、せご(西郷)どん。
今に生きる人ならどんな風であったかな~


あの三島由紀夫は、遺稿集に、
こんな文章を載せていると…

「あなたは涙を知っており、力を知っており、
力のむなしさを知っており、理想の脆さ(もろさ)を知っていました。
それから責任とは何か、人の信にこたえるとは何かというのを、知っていました。
知っていて行いました。」


まったくもう、ものすごく偉大な先人達がいたものだぁ….。. .。.:*・゜゚・*!

(参考・西郷隆盛人間学 神渡良平著)