Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

本日カバン展、 旅のこと

おはようございます。
晴れの日が続いています。

ですが恵みの雨…は、今日までは
お預けで🆗~!と、思うのは

本日、二階のギャラリー(誉りみち)で、
ひと月に一日限りの「まぼろしのカバン展」(革)があるのです。
雨はどうぞ明日以降で、…
と勝手なお願い。

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先月には、一年365日、
作家のカバンを毎日、使い続けたという方が、
新作バッグを観にきてくださいました。

新しいカバンを観て頂きながら、
いい味を醸し出してきている
カバンとも再会。

こうなると、もう既に
作品というより道具かな。

生活道具として役目につき、
長旅から帰ってきて、
ハィお疲れさま~という感じもします。


親である作家にメンテナンスに出せる。
この時間のつながりも特長ですね。

今日その修理から退院してくるのも楽しみです。

生きている革を、
材料にしているから…ですよね。

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旅といえば、思い出されることがひとつあります。

20数年前の秋、カナダのトロントという街で、
念願の初・海外暮らしというのを企てていたときのこと。
(かなり…若かったなあ)


毎朝、通学で英会話学校へ通う路線バスの中には、
髪の色や、肌の色が違う人々が
乗り合っていて
その目に映る光景のエキサイティングだったことー。


不安というより目新しさの感動に占められる。若さゆえでしょうか。

朝もやにひしめく「人種のるつぼ」に、
でも何故か不思議と、心地良い気分だったことを思い出します。

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そして10周年のアプラウド。

ずっと続けている作家も、
新しく加わった作家も

まるで一緒に同じバスに乗るように、オリジナル作品を展示しています。
ちょっと…こじつけかな?


どんな形でお客様に選ばれるか、その行き先はシークレット。


あの時の車内の景色を、
いま、作品を販売しながら
よく思い出すようになりました。

(記憶の旅を楽しめるのは、
そろそろ年の功かもしれませぬ)