Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

考えるほどに…。休むに似たり?

大切な思い出のネクタイを、「オリジナルネクタイポーチ」に仕立てている“アトリエはるな”さん。

はるなさんのオリジナルティに対しての向上心はスゴイ!このエッセンスの投入力、尊敬しています。

捨てるにはもったいないという使い古しのネクタイや、大切な人の形見となったネクタイ。
また、趣味がどうもビミョウだ…というイタダキモノから、それから、
「なにかのタレを?べっとりつけちゃったみたい?」な、切ないシロモノまで…。
OKです! お預かりさせてください!(…クリーニング屋さん?)

これをお預かりし、マグネットや裏布、紐をつけて可愛くして、欠点も目立たなくして、
持ち主様へお返ししています。
材質がシルクゆえ軽くて丈夫。膨張したmy長財布もしっかり
収まってくれる重宝サイズで私も愛用しています。



と・こ・ろ・が…。この「オリジナルネクタイポーチ。」…が、
オリジナルじゃない???!!!


というのですから、なぜなぜ??

ある方が「2年位前から、知人がとっくにこのポーチを作っているし、
色々に配っているみたい。新しさを感じません。」とおっしゃるのです。
よくよく続きのお話を教えていただきましたら、
どうやらはるなさんが3年位前に開いた講習会に、いらっしゃったのかも?しれないということでした。


作品に興味を持ったり、同じく作って広めよう!というお気持ちは有難く、
共感を得られた立場として作家冥利につきる部分もあるのかもしれません。

同時に自分の表現を「コピーして広められてた」ということを後で知った
考案者(作家)は、果たしてフクザツな感情もかなりウエハースされてしまうはず…。

う~~ん…難しい。作った時点で付く著作権は申請も不要ですから…。
でも特許となると、いや特許をとれたとしてもマネを取り締まるパワーはまた別に必要なのかも…。


「元祖・ちゃんと考案者がつくっていますよ!オリジナルネクタイポーチ」…として、
これからは、POPしてご紹介していこうかな…。


そうきっと、「マネをしてもいいですか。そして、それを売って私が利益をあげてもいいですか。」と
許可をとってもらえれば、後々フクザツな感情が重なる可能性も低いと思いますが…。

この部分、実は本当になんだか深い闇?かもしれない。
ふと逆の場合も想像してみたりもします。

可愛いクマのパーツを表現したけれど、この広い世の中、もう
どこかでだれかがそっくりな作品を出していたかもしれない。
そもそもクマが可愛いっていう印象は幼い頃から何らかの蓄積だとして、
無意識にペーストされてるとしたら…?その出どころみんな排除して
作品を作ることは可能なの??

だんだん、こんがらがってきました。どんどん長くなってしまいそう…

はるなさんも、このポーチを作る際にある作品を本で見て、
イデアをある程度参考にさせてもらったと言っています。


誰かにマネされてしまうのが怖いから、こういうお店に作品を並べたくないんです。
というコメント。また、
誰かにマネされるのは気に入ってくれた証拠だから、うれしい!全然OK!もっと私を知って!
というコメント(^^;)  どちらもいただきました。

千差万別あぁ、もっと勉強しないと私ダメです。