高校1年生の爽やかカップルが月一くらいで立ち寄ってくれます。
彼女のほうが背が高かった気がしたけれど、会うたびに凛々しくなる彼氏がいつの間に彼女の背丈を追い越して、先日がもう「あの頃のこと」へ、甘酸っぱく謳歌されていきます。
最近は、将来の目標が決まりましたー!と、ちょっぴり夢を聞かせてくれたりして、純粋な願いを持つこと、「大人になることが嫌にならないこと」、それを教わったり、逆にピリリと自覚したり…
世代の違う人たちと話すと世界が拡がる感じがするのですよね。
23日には彼氏が珍しく独りで自転車に乗って来てくれました。
シルバー工房kukuさんのディスプレイ前で「あれ…無い?」「無い…??」と少し照れながら「あ…、あったー」 と安堵の笑顔で狙ってたらしいハートのペンダントを、ハンターのごとく見つけだしてくれました。
以前ふたりで来たときの彼女のお気に入りだったそうで、この日のためにと苦労して(…?)、お金を溜めたイブの前夜、「もしかしたら、売り切れてたりして…」と急に一抹の不安がよぎり、遂には眠れなくなってしまったのだそうで…。
あぁ…なんだか青春ですー!
相手を一途に思う愛、ずっと育んで欲しいなぁ…
と、ラッピングにも気合いが入ってリボンぐるぐる巻きにしてしまいたい気持ちをぐっとこらえてしまいました。
…☆…☆
この日は別の高校生もやって来てやはり彼女のためにプレゼントを…。
前回夏のころはハートの水晶の(…そういえばまたハートでした)ペンダントをセレクトしてくれて、以来、順調なふたりと知って急にハイテンションになる私。
しかももう一度来てくれたというのもすご~く嬉しかった。
オススメ品はどれですか、とはにかんで聞く彼氏がなんだか…可愛いじゃありませんか…!
(オバサン化してきてる…)
OK、任せといてー!と、あれも…これも…と、いつの間にお買い得なオススメ品が抱えきれないほどになってしまって…b(・∇・)
抱えきれなくなるのが絵になるのは花束くらい。
雑貨を抱えきれなくしてしまうのって…どうですか、神経を疑われかねない??
しかし依然、浮き足だって選ぼうとする私を爽やかに無視しつつ(笑)、最終的に選んでくれたのはysさんの可愛いらしいミニチュアの作品でした。
寒い季節もホンワカと過ごせそうなベストなプレゼントです。
どうか彼女に笑顔が生まれますように…
本当はラブリーなピンクのリボンを二重掛けして決めたかったのですが、
「あんまり可愛いと、ひくので…」(確かに。)と、彼氏のコメントどおりナチュラルなラッピングでさぁ…完成。
…☆…☆
恋する気持ちって、やっぱり最強です。どんな経験を積むより勝りますよね。
理屈じゃないから大逆転もあるかもしれない。
でも信じて尽くしたからといって、報われないかもしれない。
ただそんな経験はきっと最強レベルに自分を優しく、人生を豊かに押し上げてくれると信じて…
相手を感じてじっくり選ぶプレゼントこそ、ふたりの時間にとびきりの演出を添えてくれますよね。
キラキラと光り輝く思い出へといつか昇華してゆく…
つたない経験の私はそんな妄想はバンバン脹らませつつ、
今日もショーウィンドー越しに行き交う紳士淑女たちへ、熱い視線を投げております(^.^)b