Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

我慢する素晴らしさ

先日、水戸プラザホテルで行われた森均(もりひとし)氏の講演会は、
真面目な話が2時間?(お尻が痛くなりそう…?)なんて思っていたら
最後まで落語調で、楽しく楽に聞けて良かったです。

でも要所要所では聞かせていただきました。


元高校の先生だったという森先生への質問タイムでは(荒れ荒れの高校だったらしい)

「この生徒は、どう接してもダメだ、と思うとき、一体どうしたらいいでしょう?」という問いに


「そういう子は、必ず何処にもいるのです。

私はむしろ『我慢する素晴らしさを尊敬しているよ』と言って、その子を励まし応援します」と応えていました。


落ちこぼれはいない、
すべての若者を輝かせる、という熱き信念を垣間見た気がしました。


「将来のプランを具体的に練り、世界(未来図)を描かせること」、
そして
「一緒に歩いて、一緒に汗して、一緒にゴールインする!」という姿勢を崩さないこと…


人をやる気にさせることは並大抵じゃないのに、
(まして結果を出す、ということで…!)

全くそれを、凄いこととしては語られなかったところが、
逆に

この人、絶対
タダ者のオヤジじゃない!!

と、(…そこかぃ)

感じさせられました。



どこでも使えて、どこでも感謝されて、どこでも尊敬される人間に育てること。

高校生になった時点から働くことを体験させ、(特に家畜のふんの処理など「イヤな」ことを)
朝の6時に毎日走らせ、
誉めるときには皆のまえでたっぷりと誉めてあげる。など、


肌で触れ合って、まともにキャッチボールを することの大切さを紐とかれました。
なんだか迷ったときの自分が、一人二役で鼓舞出来るようなノウハウでもあるみたい。


現在、森先生は「益田の森塾」を主宰。

講演会の収益金は被災地支援に活用されるそうです。