Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

常総へ

4(日)は店の定休日でした。
秋晴れの気持ち良い朝、からだの調子もまずまずだったので(前日のキャンドルヨガの賜物かな?)、
南西の方角に🚗ひとっ走りしてきました。
常総市の水害の二度目のアシストでした。
常総市災害ボランティアセンターに着いてしばらくすると、
今回は堤防の欠陥現場のすぐそばの、
山口という地区で泥出しをするという思いがけない指示。
そこが立ち入り禁止エリアだったと聞き、
にわかに緊張感がわいてきます。
とりあえずシャベルや一輪車や土のう袋などを、ソソクサと送迎バスに乗せて、割り当てられた八人組で 現地まで。
実際行った作業内容は、Iさんの御宅のお庭の畑に被っている、
1~2cm程の粘土の掻き出しでした。

途中で夏日のような日差しが注ぎ、
穏やかな秋風に汗が気持ちよく、しかし二の腕と腹筋の格闘におぼれつつ(笑)、
どうにか今日の午後を終えました。
積み上げた土のう袋は、およそ120袋。
いっそのこと詰めないでシャベルで土と粘土を混ぜてしまう手もある、という
プロの農家のボランティアメンバーさんからの斬新な提案もありましたが、
Iさんのご要望を最優先し、泥を取り除いたことで、
「明日からまた畑が再会出来る!」という希望みなぎる言葉を聞いて、
こちらの疲れもふっ飛んだ気がします。
残りの時間、数十メートル先の側溝の泥をすくっていると、
周りの御宅のお庭に目が止まり、正直まだまだこれからだ…という感じがしました。

全然手伝いが出来なかったお家の部屋の窓から、「来てくれてありがとうございます。」と言われたのが、温かく感じ、また申し訳なく思いました。
受付の時、「災害から3週間が過ぎてメディアに取り上げられる事が少なくなり、ボランティアも減って来ている。」というひと言も、頭をよぎりました。
(前日の3日土曜は1000人位とか)

ボランティアで一体何がどこまで出来るのか、そして短時間で何を理解することが出来るのか不安だけれど、
体が動くうちは出来る限りで動こうと思いました。

今回、帰りのバスの待ち時間中、
そのお宅のIさん(70歳位の男性でした)と会話が出来ました。
相手がボランティアだからこそ言えるかもしれない、(?)
軽い愚痴っぽい話もあることがわかり、
Iさんを励ますような言葉がうまく見つからなかった私は、自分自身が報われました。


そして、この山口を、昨日迄まるで知らなかったこの土地が、特別な場所として見ている自分が不思議でした。
一度来たら次もこよう!、次くると、次またこようっ!!と思ってしまいます。自然と人が結びつく、「風土」…という言葉をお土産に持ち帰ります。

カンペきじゃ無いけど…ガンバっぺー!

また、
会いに行きますね!
ありがとうございました。

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