Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

年輪のシボ

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ブログの更新が
10日位あいてしまい、
お久しぶり様様でした。
(申し訳ございません❗)


毎日の楽しい瞬間や、
新しい作品が 届いていることを
切り取って、
ここに憶えるように
掲載したく、

あらためて、
何卒お付き合いのほど
お願いいたします。
🙇

いつもありがとうございます。


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さて、お会計のとき、
つい、お客様の『お財布』に
注目してしまうことがあるのは、
私が賤しいからでしょうか?
(えぇ!)?

no、no!no!!! 笑
ここアプラウドで 、
お財布の作品を取り扱っているから😂と、
いうことにさせて下さい。(=ω=メ)



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今日、来店したお客様は、
35年ものという
つわもののお財布を
愛用されており、
感動しつつ、見せて頂きました。

ちょうど居合わせたお客様も
革細工が趣味という
偶然も嬉しくて。



しかし、
10年はよくあって、
20年は時々はあり、
さささ…35年とはな!!
全く初体験でした。


ヨーロッパのとある国で作られたという
そのセピア色に 染まった革の
柔らかそうなシワ(シボ?) 。地層。


時が刻んだ年輪に、
光沢を纏ったセピア色の味わいが
半端なく
染み込んでいるようにみえました。


これは写真だ!と
撮らせて頂くまえに、
なぜそんなに使っているのか、
お話しを聞いた瞬間、
畏れ多くなり
シャッターの指が
止まってしまいました。


「私が、いまだにこれを使っているなんて、
思ってもいないと思うし、
第一、
どこで生きているかどうかも、ね(知らないから…)」と…。

それは35年前、
恋人から
プレゼントされた
大切な思い出の逸品だったのでした。


持ち主のそばにいて、
35年間、
持ち主の手に触られ、繰り返し繰り返し触られ、

立体感を生み出し
革は なおいま生き続けていました。


… …


そういうお話を聞いたあとは、
ロマンチックな気持ちになり、
プラウドの作品にも
そんなエトセトラが
あるのかもなぁと
勝手に淡い想像をしてみたりします。(*^^*)

(そういえば、7、8年ぶりに
先日いらっしゃったお客様が、
その時に買ったエプロンを
再購入したいの!と言われたことがあったっけ。)


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その後のどういう
エトセトラがあるのか
無意味に
カウントしたいような衝動にも
なります。


ですが、最大に
嬉しかったこと、それは、

そういう思い出やモノを大切に
育むお客様が、
「あら!この服がステキ。
このストラップがステキ~。」と
選び、
購入して
いただけるという事実。


本当にありがたいです。


きっと、作家さんの
創造力のみなもとは、
好奇心。


ワクワク感や好奇心に
共感して頂けてるのだと
したならば、いいな~。



いつもありがとうございます