Aplaudoのブログ

ハンドメイド作家さんの作品を扱っている、茨城県水戸市南町3丁目のAplaudo(アプラウド)です。アプラウドの2階は、ギャラリー誉(よ)りみちです。

Re:考え中。。?

「今回も、あの作家さんに作っていただきたい」と指名でご依頼いただく
「指名関係」(?)が、もう4~5年続いていることもあります。

何回重ねてもまるで同じことは無いので、毎回新しくてドキドキしながらの自分です。


作品を作る側の気持ちと、作品を使う側の気持ち、
双方の「想像力」を自分の中でどのくらい働かせることができるのか。

共感力をひっくるめて仕事のポイントだなぁと痛く感じます。


コトバの取捨選択がまだまだ不足していると感じる私は、
まんま直球で作家さんの胸元に飛び込んでしまい、
時に戸惑わせていることも間違いないわけで、(ミツオ風?)

いまだに後々「アホだった…」と反省させられることも多々あるわけで…。

なのに理想ばかりは肥大中なわけで…。


毎日が本当に手痛い失敗と微々たる成功をつなぐガラスのかすがいみたいです(;^_^A


作家さん方からよく耳にすることは、オーダーを受けたとき
その人が使う姿のイメージに集中して、あとはひたすら無心で没頭するという行程。


だから作品が仕上がって手放すときが来たら、
手塩にかけた娘をお嫁に出すときのような、色々が混じりあった心境になるのだというのです。


作品がもし何らかの理由でまだ店で保留になっているのなら
嫁に出したはずの娘がかわいそうになってきてしまい
自分の手元に置きたくなる(戻したくなる)こともあると聞かせてくれた方がいました。


想像もしなかった言葉に驚き、そこまでの思いを込めて作る人は
本物のプロだなぁと貧弱な自分の想像力を恨んでしまいます。


オーダーといっても洋服、アクセサリー、飾りもの、小物、プレゼント用など、
ジャンルは多岐に渡るけれど

ひとめみて気に入ったと笑顔を見られるのも最高だし
そのときはたとえ「??」しっくりこなくても
依頼人と作品とがゆっくり時間をかけて相思相愛になれる大河のような関係も理想です。


あらゆるエリアに飛び火する今宵の暴走脳かもしれません(^.^)b